ショールームへ軟包装フィルム用レーザー加工機PACK MASTER、スリッターを設置しました。

2020年8月24日、本社ショールームへ軟包装フィルム用レーザー加工機 SEIシリーズ PACK MASTER（パックマスター）、スリッターを設置いたしました。
コロナ禍で巣ごもり消費が伸長し、主に食品分野を手がける印刷会社などから軟包装（食品包装）への加工需要が増加していることを受けまして、実機の設置に至りました。

今後は本社ショールームにてPACK MASTER実機でのデモンストレーションが可能になります。
ご見学、デモンストレーション、検証を随時受け付けておりますので、ご希望されるお客様は弊社までお問い合わせ下さい。

PACK MASTERについてお問合せする

搬入の様子をご紹介

本社ショールームに軟包装フィルム用レーザー加工機PACK MASTERと、PACK MASTERに接続するスリッターを搬入する様子です。

Youtube動画：PACK MASTERがショールームに搬入されるまでの早送り映像（音声が流れます）

軟包装向けレーザー加工機PACK MASTERの製品特徴

ブランドアピール、他社商品との差別化に

近年、商品の包装は、自社商品のブランド力をアピールする為や、他社商品との差別化において重要な役割を果たしています。特に食品業界では、お客様のニーズに合わせて、商品の包装を開発しています。
PACK MASTERは､軟包装フィルムへのカット、ハーフカット、マクロ/ミクロミシン目を加工する為に開発され､簡単開封（Easy-open）用､通気（Easy-breath）用､通風（Easy-ventilation）用などの新たな商品提案を可能にします｡

youtube動画

PACK MASTER クロス・ウェブ（CW）のカット（音声が流れます）

PACK MASTER　軟包装フィルムへの簡単開封加工・イージーオープン（Easy-open）（音声が流れます）

製品仕様

※お客様のご用途や加工する素材によって仕様をカスタマイズするインライン装置のため、詳細は弊社までお問合せください。
お客様のご用途や加工する素材など、お気軽にこちらからご相談ください。

ラベル新聞でPACK MASTERが紹介されました

ラベル新聞（2020年9月1日号）にて、弊社の軟包装フィルム用レーザー加工機「SEIシリーズ PACK MASTER」が掲載されました。

コムネット軟包装向けレーザー新設
『ショールーム設備増強し検証へ』

コムネット㈱（神戸市中央区港島南町、五十嵐晃治社長、078-304-7760）はこのほど、本社内のショールームに軟包装向けレーザー加工機「PACK MASTER」を設置。生産効率化と新規領域への挑戦を支援するレーザーのメリットを、実機実演を通じて披露する。

イタリアSEI社製の同機は基材幅1200mmまで対応し、加工速度は最大で毎分400メートルとなっている。紙やフィルム素材へのハーフカット、全抜き、ミシン目加工などが可能。顧客の要望に応じた搬送機と組み合わせることができ、今回設置された機種はスリッターと接続されている。

コムネットのショールームにはSEIのレーザー加工機「PAPER ONE」「MERCURY609」といった機種をはじめ、GCC（台湾）の「LabelExpress」などを導入。

これまでラベル・パッケージの検証はともにラベル向けの「LABEL MASTER」を活用していたが、軟包装の引き合いが増加していることを受けて幅広にも対応するPACK MASTERを設置するに至った。

「コロナ禍で巣ごもり消費が伸長し、食品分野を手がける印刷会社などから、生産工程の効率化を図るため実機検証を望む声が多い」（担当者）とするほか、新製品の試作にも有用とし「開封しやすいなどの機能性、よりアイキャッチ性を高める意匠性といった新たなパッケージ開発に積極的なお客さまからの反響は大きい。さまざまな試作を可能とし、本生産でも同じ品質で安定した加工ができる」と訴求する。

欧州では主にラミネーター搭載モデルが活用されており、紙素材に透明フィルムを組み合わせた窓開けタイプの軟包装製造などで採用実績を持つ。近年はアジア圏でも堅調に出荷実績を伸ばし、国内でも多品種対応や短納期化の実現に貢献している。

担当者は「保管やメンテナンスも含めた抜き型のコストを削減でき、ヤレも最小限に抑えられるなどコストメリットを持つ。『高品質ビーム』『ワイドフォーマット』『高速加工』のメリットを訴求していきたい」とコメントし、同機を活用した検証を随時受け付けている。
ラベル新聞 3面（2020年9月1日号）より引用