レーザーカッター・レーザー加工機選びの無料相談を受け付けているコムネットの営業グループの松井です。
ファイバーレーザー加工機 GCCシリーズ FMC280をご導入いただいている、有限会社椎名製作所の代表取締役社長 椎名直之 様にインタビューしてきました。
弊社のレーザー加工機・レーザーカッターを導入したきっかけ、用途、導入してよかった点などを教えていただきました。
レーザーカッター・レーザー加工機の使い方や選び方をプロに聞きたい方へ。
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目次
レーザー加工機の導入の背景・導入前に抱えていた課題は？
2020年に創業70周年を迎えた、アクセサリーの金属加工専門の町工場です。
東京都足立区に自社工場を持ち、金型の設計からプレス加工、仕上げまで自社で一貫生産しています。
70年間で培った経験と知識から、ご要望に合わせた加工方法のご提案が可能です。
プレス加工では細かい加工が難しいこと、小ロット多品種の金型作成に課題がありました。
金型は、小ロットだとお客様の先行投資がかさみますし、多品種になると試行回数も増えるため、要望に対応するのが難しかったんです。
また、仕事の量にばらつき（波）があり、プレス関連の仕事が少ない時期は、やることがなくなってしまうというのも課題でした。
アクセサリーパーツ、バングルなどの金属加工製品
レーザー加工機を導入するきっかけ・選定ポイントは？
レーザー加工機は、「金型が不要で小ロット多品種に適している」と聞いていて、いつか欲しいと思っていました。しかし、金属切断用のレーザー加工機は大型のものが多く、弊社が希望する小型、中型タイプのレーザー加工機はあまり販売されていませんでした。
そんななか、FMC280は、小さすぎず、大きすぎず、弊社にぴったりなサイズでした。
ものづくり補助金の採択を受け、導入費用を抑えられるようになったのも、導入の後押しとなりました。
金属アクセサリーのパーツ（東京・京都で店舗販売）
レーザー加工機導入後の効果は？
お客様へ提案する選択肢が広がったため、確実に受注数が増えています。
金型に比べてサンプル製作がしやすくなったおかげで、レーザー加工の受注だけでなく、量産につながるといった効果もあります。
プレス加工の仕事がなくてもレーザー加工の仕事があり、レーザー加工の仕事がなくてもプレス加工の仕事がある、といったように、新しい事業の柱になっています。
また、プレス加工のような機械は、常に人の手がついている必要があることに加え、怪我といった労災や人災も起こりえます。
それに比べるとレーザー加工は安全性が高いので、社員の安全性も向上していると思います。
金属アクセサリー用のメタルプレート
猫の形に切り抜いたキーホルダー
椎名製作所様のレーザー加工で製造されている製品
アクセサリーの金属加工専門の町工場として、アクセサリーパーツの製作、刻印を行っています。
金属アクセサリー用のレジンフレーム
スプーン・フォークへのレーザー刻印
今後の展望を教えてください。
レーザー加工時のアシストガスとして窒素、酸素を使用しています。
現在はボンベを利用していてコストがかかっているので、窒素ガス発生装置を導入し、ガスコストの改善を図りたいです。
将来的には抜型自体つくらず、全てレーザーで加工できるようにして、コスト・時間・安全性のバランスが取れるようになることが理想です。
そのためにも、もっと稼働率を増やして売り上げを上げていきたいですね。
お客様プロフィール
- 会社名：有限会社椎名製作所
- 所在地：〒120-0044 東京都足立区千住緑町3-25-19
- TEL：03-3888-4528
- FAX：03-3888-7208
- 事業内容：金属のアクセサリー、パーツ、ネームプレート、刻印の製作
- WEBサイト：
有限会社椎名製作所
Senju Charm（オンラインショップ）
Facebook：有限会社椎名製作所（Facebook）
Instagram：@shiina_factory - 導入機種：
ファイバーレーザー加工機 GCCシリーズ FMC280
ご導入いただいているレーザー加工機
レーザーカッター GCCシリーズ FMC280
【サンプル・ガイドブック】ファイバーレーザー加工機 GCC LaserProシリーズ FMC280
ファイバーレーザー加工機 GCC LaserProシリーズ FMC280の加工サンプル、ガイドブックを無料でダウンロードいただけます。
金属加工にレーザー加工の導入を検討されている方は、ぜひお申し込みください。
ファイバーレーザー加工機の導入事例
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