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レーザーカッター(レーザー加工機)で、ゴム印(スタンプ)を製作する上で、レーザー彫刻・レーザー刻印に最適なゴム板・ゴムシートはどれか?
コムネットが運営しているオンラインショップ「CNマート」で扱っているゴム板をレーザー加工して、比較・検証してみました。
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目次
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検証するレーザー彫刻用ゴム板
オンラインショップ「CNマート」では、「無臭赤ゴム」と「エコオレンジラバー」の2種類のレーザー彫刻用ゴム板を扱っています。
レーザー加工用に使用されてきたゴム板の多くは、レーザーで彫刻加工した後に、彫刻カスが多く出ること、外形(輪郭)のカット・切断ができないというデメリットがありました。
一方、「エコオレンジラバー」は、これまでのゴム板と違い、彫刻カスが少ない上、レーザーカット・切断も比較的容易にできるすぐれものです。
しかし、レーザーカッターをお持ちのお客様からは「実際そんなに変わるの?」というお声をいただくことが多いので、それぞれ加工して比較・検証してみました。
![レーザー彫刻用ゴム板の無臭赤ゴムとエコオレンジラバー](https://www.comnet-network.co.jp/uploads/2019/03/two-laser-rubber.jpg)
左:無臭赤ゴム 右:エコオレンジラバー
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レーザー彫刻用ゴム板の検証1:レーザー彫刻後のカス
まずは、彫刻加工した後に出るカスの量を比較してみましょう。
赤ゴムをレーザー彫刻した直後の表面です。
彫刻カスが積もっており、ススが出て材料に黒い汚れが付着しています。
![彫刻カスが積もった無臭赤ゴム](https://www.comnet-network.co.jp/uploads/2019/03/laser-engraving-rubber-comparison_1.jpg)
加工部分を少し触ると大量の彫刻カスが出てきました。これでは後処理が大変そうです。
![レーザー彫刻した赤ゴムと大量の彫刻カス](https://www.comnet-network.co.jp/uploads/2019/03/laser-engraving-rubber-comparison_2.jpg)
次に、エコオレンジラバーをレーザー彫刻した直後の表面です。
彫刻カスは出ますが、赤ゴムに比べると少なく、ススは全く出ていません。
![レーザー彫刻後、ススが全くでないエコオレンジラバー](https://www.comnet-network.co.jp/uploads/2019/03/laser-engraving-rubber-comparison_3.jpg)
加工部分を触ってみても彫刻カスはあまり出てきません。
後処理も簡単そうです。
![レーザー彫刻をした彫刻カスがないエコオレンジラバー](https://www.comnet-network.co.jp/uploads/2019/03/laser-engraving-rubber-comparison_4.jpg)
ちなみに、今回検証に使用したレーザーカッターはこちらです。
使用機種:GCC LaseProシリーズ C180Ⅱ 30W
彫刻時の参考出力値:Power:90/Speed:15
![レーザー彫刻用ゴム板の検証:レーザーカッターで彫刻をする](https://www.comnet-network.co.jp/uploads/2019/03/f983bd808296a1f8b0805e71058d433f.jpg)
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レーザー彫刻用ゴム板の検証2:レーザーカット・切断
次に、レーザーカッターで外形・輪郭をカット加工した場合の比較です。
赤ゴムをレーザーカットしようと試みましたが、カットできませんでした。
ススだらけになって、材料全体に汚れが広がってしまいました。
切断するには、レーザーでは切り込みを入れる程度にして、カッターナイフやハサミで切る必要があります。
![外形・輪郭レーザーカットをするとススだらけで汚れる赤ゴム](https://www.comnet-network.co.jp/uploads/2019/03/laser-engraving-rubber-comparison_5.jpg)
次に、エコオレンジラバーをレーザーカットしてみました。
問題なく切断することができました。
切断後は若干ススが出ましたが、気にならない程度に簡単に落とせました。
![レーザーカットをしてもススがあまり出ないエコオレンジラバー](https://www.comnet-network.co.jp/uploads/2019/03/laser-engraving-rubber-comparison_6.jpg)
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レーザー彫刻用ゴム板の検証3:洗浄後の仕上がり
洗浄後の仕上がりを比較してみました。
仕上がりはどちらも綺麗な仕上がりとなりました。
※洗浄は、界面活性剤を含まない石鹸・洗剤で水を付けずに磨いた後、水洗いしました。
![レーザー彫刻用ゴム板の検証:彫刻カスやススの除去の比較](https://www.comnet-network.co.jp/uploads/2019/03/two-laser-rubber-seal.jpg)
左:無臭赤ゴム 右:エコオレンジラバー
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検証まとめ
以上、レーザー彫刻用ゴム板の検証でした。
最終的な仕上がりに大きな差はありませんでしたが、彫刻カスやススの除去に要する時間と、外形のカット・切断で作業工程に大きな差が出る結果となりました。
レーザー加工の仕上がり
赤ゴム:○
エコオレンジラバー:○
彫刻カス・スス
赤ゴム:△(ススが付着する分、清掃時間にかかる)
エコオレンジラバー:○(カスが出るが、清掃は簡単)
外形のレーザーカット・切断
赤ゴム:×(切断できないので、カッターナイフ・ハサミでカット)
エコオレンジラバー:○(ススが出るが、清掃は簡単)
また、エコオレンジラバーの方がやや深彫りしやすい印象を持ちました。
ただし、仕上がりや最終的な商品としては好みの差がありますので、どちらも検証・比較してみるのがベストだと思います。
レーザー彫刻用ゴム板は、オンラインショップ「CNマート」からご購入いただけます。
CNマートでは、お試しで1枚から材料を購入できますので、ぜひチャレンジしてみてください!
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