レーザーカッター・レーザー加工機選びの無料相談を受け付けているコムネットの第1営業グループの宮田です。
今回は、レーザー加工機 SEIシリーズ Mercury609 2030をご導入いただいております株式会社和光プロセス様にインタビューしてまいりました。
レーザー加工機を導入したきっかけや、用途、導入して良かった点などを本社加工部 部長 渡辺様に教えていただきました。
レーザーカッター・レーザー加工機の使い方や選び方をプロに聞きたい方へ。
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レーザー加工機・レーザーカッターの基本を知りたい方は、レーザー入門ガイドをご覧ください。
レーザーでできること、加工できる素材、導入されている業界などを体系立ててご紹介しています。
目次
レーザー加工機の導入の背景・きっかけは?
もともと導入していたカッティングマシンでは、ドリルと刃物を使用するため、アクリルを彫った部分の透明度が低く、また刃物の削り跡が残ること、角部分の内側がドリルの径と同じ太さの角丸の形状になるなど、品質面において限界がありました。
アクリル加工だけでなく、弊社で制作しているのぼりやタペストリーをはじめとするテキスタイル印刷の加工にも、作業時間短縮と品質を上げることに悩んでいました。
レーザー加工機Mercury609は、加工エリアの大きさ、加工スピード、加工品質、広角カメラレンズを用いた位置合わせのしやすさなど、細かいアクリルの細工や、手作業で行っていた変形カットをするテキスタイル制作にもぴったりな機械だと思いました。
この機械があれば既存の技術と融合させることで、さらなる競争力をつけられると思い、導入を決めました。
メイン事業のひとつであるテキスタイルプリント(のぼり・バナー・タペストリー)
数の多いカット加工は大型レーザー加工機の方が生産効率がよいので助かっています。
レーザー加工機の用途は?
のぼり製作をはじめ、看板、グッズ製作にも使用しています。
今年のコロナ禍では、アクリルパーテーション製作でも貢献してくれました。
コロナウイルス感染症拡大により、需要が高まったアクリルパーテーション。印刷と組み合わせることで差別化を図っています。
コロナ禍の影響で数多く販売されたドアオープナー。猫をモチーフにした「ドアオープニャー」として販売。
レーザー加工機導入後の効果は?
数が多い加工や変形サイズののぼりでは、加工スピード、加工精度の面で活躍しています。
また、看板の仕事でも非常に綺麗なカット断面、専用ソフト「ICARO Blu(イカロ ブル)」で製造できる導光板で、今までになかった製品が作れています。
レーザーLED導光板についての詳細はこちらをご覧ください。
レーザーLED導光板。大型プリンターと組み合わせて、サイン・ディスプレイ業界へ提案の幅が広がりました。
今後のレーザービジネスの展望は?
変わらず品質の高いのぼり、看板を提供していくとともに、このコロナ禍のニーズに合った製品を作りたいと考えています。
また、今年はアパレルプリント事業部を発足し、Tシャツやパーカー、バッグなどを製作する自動プリント工場も設備しました。
ゆくゆくはレーザー加工とマッチングさせてアパレル展開もしていきたいと考えています。
お客様プロフィール
- 会社名:株式会社和光プロセス
- 所在地:〒960-8151 福島県福島市太平寺字児子塚14番地
- TEL:024-546-8174
- FAX:024-545-3478
- 事業内容:サイン事業、テキスタイルプリント事業、アパレルプリント事業 他
- WEBサイト:https://wakopro.jp/
- 導入機種:
レーザー加工機 SEIシリーズ MERCURY 2030
ご導入いただいているレーザー加工機
レーザー加工機 SEIシリーズ MERCURY
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