第5営業グループの藤田です。
グラフィックソフトCorel DRAW(コーレルドロー)で、円形や線のパスに沿って文字(テキスト)を配置する方法をご紹介します。
今回は、円形のコースターに会社ロゴとWEBサイトのURLをレーザー彫刻する場合を例として、データを作成していきます。
1.文字ツールを使用して、会社名(COMNET)とURLを入力します。
2.円ツールを使用して、コースターのサイズに合わせた正円を作成します。
今回は直径90mmで作成します。
3.「テキストのパス結合」で、文字(テキスト)を円に沿って配置する。
文字、円のデータ両方を選択した状態で、画面上部のツールバーから「テキスト」➝「テキストのパス結合」を選択します。
すると円データに沿って文字データが配置されます。
4.円の内側に文字(テキスト)を配置するように調整する。
このままでは、円の外側に沿って文字データがあるので、円の内側に移動させましょう。
選択ツールで文字データだけをクリックします。この際、円データも選択されていると、位置調整がうまくいかないので注意が必要です。文字データだけを選択するコツは、文字データを一度クリックした後、一呼吸置いてから、もう一度文字データをクリックしましょう。
また、文字データだけを選択している場合と、文字データと円データを両方選択している場合では、表示が若干異なるのであわせて参考にしてください。
では、文字データだけがクリックされているのを確認できたら、円の内側に向けてドラッグしましょう、文字データが円データの内側へ移動します。
これでコースターの内側に文字が彫刻できるようになりました。
5.文字データと円データのグループを解除する。
ただし、このままでは文字と円がグループ化された(くっついた)状態なので、それぞれのデータになるようグループを解除します。
データを選択した状態で、「オブジェクト」➝「パス上のテキストの分割」を選択します。すると文字データと円データが分解され、それぞれのデータだけを選択・編集できるようになります。
レーザー彫刻する際は、文字データだけを選択して出力しましょう。
以上、円データに沿って文字を配置する方法でした。
この「テキストのパス結合」機能を使用すれば、円以外にも色々なパス(図形や線)に文字データを配置することができます。
みなさんも「テキストのパス結合」を使いこなして様々なデザインを楽しんでみてください!
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