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レーザーカッター・レーザー加工機選びの無料相談を受け付けているコムネットのメンテナンスグループの吉村です。
アクリルのレーザーカットで気をつけたいのが、表面に生じる「くもり」です。
このくもりは製品の品質に大きく左右し、時には商品価値を損なうことにもつながるため、お客様からも日頃より多くのお問い合わせをいただいています。
くもりの原因は、レーザーカット時に発生するガスや煙がアクリル表面に付着することにあります。
今回は「アクリルの保護紙」に焦点を当て、糊が加工品質に与える影響と今日から試せる4つの対策について解説します。
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レーザー熱で溶けた保護紙の「糊」がくもりの原因に
レーザーカットする際、アクリルの保護紙は基本的には貼ったまま加工しますが、レーザーの熱によって溶けた糊がアクリル表面に付着してくもりの原因になると考えられます。
- 一度剥がれて貼り直した部分は、特にくもりやすくなる傾向があります。
- フィルムタイプ(ポリマス)のアクリル板ではこの現象はあまり発生しません。


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今日から試せる4つの対策
保護紙の糊によるくもりを防ぐためには、加工前のちょっとした工夫や材料の見直しが効果的です。
具体的には、以下の4つのポイントを中心に試してみてください。
今日から試せる4つの対策
- 剥がれた部分はテスト用にする
- フィルムタイプ(ポリマス)に変更する
- アクリル板を変更する
- 加工前に前処理をする
①剥がれた部分はテスト用にする
保護紙が剥がれた部分は本番用に使わず、割り切ってテストカット用として使用する。

②フィルムタイプ(ポリマス)に変更する
糊によるくもりが発生しにくいフィルムタイプのアクリルに切り替える。
※切断面に盛り上がり(バリ)が生じる傾向があるのでご注意ください。

③アクリル板を変更する
アクリル板のメーカーや銘柄を変えてみる。
※銘柄によって「気泡が生じやすい」「印刷インクの密着性が弱い」など品質差があるのでご注意ください。

④加工前に前処理をする
保護紙が剥がれた部分の糊を除去してから加工する。
または保護紙を剥がして別のフィルムを貼り直す。

くもりの原因はひとつではありません
レーザー加工におけるアクリルの「くもり」は、今回ご紹介したアクリルの保護紙だけでなく、レーザー加工の出力設定、集塵力、アクリル板の保管環境など、さまざまな要素が複合的に絡んで発生します。
ひとつ条件を変えるだけで劇的に改善する場合もあれば、逆に別の部分に影響が出て新たなくもりが発生することもあります。
今回の対策をヒントに、ぜひ試作を重ねて最適な加工条件を見つけてみてください。
以上、アクリルカットのくもり対策(アクリルの保護紙編)について解説しました。
ご不明な点ございましたら、お気軽にカスタマーサポートセンターまでお問い合わせください。
【まとめ】アクリルのくもり対策
アクリルのレーザーカットにおける「くもり」対策をまとめています。
ぜひあわせてご参考にしてください。
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